家を買う、借りる時、不動産屋でお世話になる担当者が必ず持っている資格。それが「宅建」です。

正式には「宅地建物取引主任者」という名称で、家を契約する時に必ず説明しないといけない「重要事項」をきちんと分かりやすく説明するという国家資格です。

「説明だけなら説明書もあるし、誰でもできるのでは」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

単に説明書を読み上げるだけではダメで、質問に的確に答えたりしながら、不動産の持ち主・買主(借り主)両方ともが誤解せずに理解できるよう、分かりやすく説明する法的義務があるのです。

いい加減な説明で終わらせてしまうと業務停止などの罰則規定もあるので、それだけ責任のある仕事だと言えます。

宅建の資格を取るためには、原則として不動産業界で2年以上の実務経験を積んだ上で、国家試験に合格しないといけません。ただし、指定の「登録実務講習」を修了すると実務経験が免除されます。

登録実務講習はあらかじめ通信講座で勉強した上で、スクーリング(演習)会場に2日間行って演習と修了試験を受けるもので、修了試験に合格すると国家試験の受験資格が得られます。

不動産業務の経験が無くても目指せる資格ではありますが、スクーリング会場は比較的大きな都市でしか行われないため、お住まいの地域によっては宿泊が必要となる場合があります。

どこの教育業者で登録実務講習を受けるかによっても変わりますので、遠方の人はそれも考慮して教育業者を選ぶようにしましょう。