私はある社団法人で一般事務の仕事をしています。仕事内容は、書類作成や簡単な経理事務などが中心で、特に特別な事務的スキルを必要とするものではありません。

残業もほとんどなく、定時に帰れるのでアフターファイブの予定も立てやすいですし、仕事がきつかったり、とても忙しいということもありません。しかも、仕事内容に比べて給与水準が高いので本当にいい職場だと思います。

このように条件のいい職場ですから、求人倍率はかなりの高倍率になるので、私が正職員として採用されたのは、本当に幸運だったと思っています。

後で人事担当の人に聞いた話では、私と同レベルの事務能力の持ち主は他にもいたそうですが、採用の決め手となったのは、私に筆耕としての業務経験があり、達筆だったから、ということだったそうです。

実は、私の職場では定期的に賞状作成の業務があり、その時には手書きで宛名書きをする必要があるのです。賞状の枚数はかなりの数になるので、大量に美しい文字を素早く正確に書ける人材が欠かせません。

そこで、筆耕としての私の専門能力が高く評価されたのです。このように、筆耕の仕事は事務の仕事にも応用できて、非常に汎用性のあるスキルなので、就職の際にはとても有利になります。